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QHHTは何回受けてもいい? 私が4回受けてわかったこと

9月15日
読了時間: 6分

QHHTは「一生に一度」と言われています。


それなのに、私はQHHTを4回受けています。


「じゃあ、QHHTって何回受けてもいいの?」

クライアントさんから、そんな疑問を持たれることもあると思います。


実際、セッションのあとに、

「また受けたいです」

と言ってくださる方もいます。

その気持ちは、私にもよくわかります。


今回は、QHHTがなぜ「一生に一度」と言われているのか、そして、それでも私が4回QHHTを受けてきた理由について、私自身の体験も交えながら書いてみようと思います。


QHHTは「一生に一度」と言われている

QHHT本部では、QHHTを基本的に「一生に一度」のセッションとして考えています。

また、プラクティショナー側からクライアントにリピートセッションを勧めることもしません。→QHHT Japan Official Website


これは、QHHTが一般的なヒプノセラピーとは少し違うからです。


QHHTでは、深いリラクゼーション状態の中で、普段の意識ではアクセスしにくい領域へ入っていきます。

そこで何が起こるのかは、最初から決まっているわけではありません。

過去生のような体験をすることもあれば、現在の人生についての気づきや、身体についての情報、今の自分に必要なメッセージが出てくることもあります。


そして、自分が質問したことだけが返ってくるとも限りません。

「これを聞きたい」と思っていたこととは別のところから、思いがけない答えが返ってくることもあります。

だからこそ、一度のセッションそのものが、とても深い体験になり得るのだと思います。

私も、クライアントさんに「また受けたほうがいいですよ」と勧めることはありません。

では、なぜ私は4回受けたのでしょうか。


私がQHHTを4回受けた理由

私がQHHTを4回受けたうち、2回はインターンだった頃の交換セッションでした。

QHHTを学んでいるインターン同士で、お互いにセッションを行う練習です。


QHHTを学ぶ中で、私が印象に残ったことがあります。

日本のレベル3プラクティショナーであるNaokoさんや、スウェーデン在住のJunさんは、プラクティショナー自身もQHHTを体験することが大切だと話されています。

もちろん、自分がクライアントになることで、

「催眠中はどんな感覚なのか」

「身体や意識はどのように変化するのか」

ということを、自分自身の体験として知ることができます。

でも、私がそれ以上に大切だと感じているのは、自分自身の内側を見続けることです。


人の深いところに触れるなら、自分の内側も見ておきたい

QHHTでは、クライアントさんのとても深い部分に触れていきます。

だからこそ、そこに関わる私自身も、

自分は何を信じているのか。

何を恐れているのか。

何を期待しているのか。

どんな価値観を持っているのか。

そういうことを、できるだけ自覚しておきたいと思っています。


プラクティショナー自身の思い込みや期待、恐れが、知らないうちにクライアントさんの体験に入り込んでしまうことは避けたい。


QHHTでは、プラクティショナーが答えを与えるわけではありません。

クライアントさん自身の体験を邪魔せず、その人の中から出てくるものを尊重する。

そのためにも、自分自身の内側を観察し、必要なものを手放しながら、自分を整えておく。

私にとって、QHHTを受けることには、そういう意味もありました。


人生のフェーズが変われば、問いも変わる

人生には、いろいろな時期があります。

以前は気にもならなかったことが、時間が経つと急に気になったりする。

同じ出来事でも、自分の状態が変われば、見え方が変わることもあります。

だから、もし再びQHHTを受けることになれば、その時に持っていく問いも、以前とはきっと違う。


そしてQHHTで面白いのは、自分が質問したことだけが返ってくるわけではないことです。

「それを聞きたかったわけじゃないんだけど……」

と思うような答えが返ってきて、

あとになって、

「これが今の私には必要だったんだ」

と気づくことがあります。

私自身にも、そういう経験が何度もありました。


「また受けたい」と思ったら?

セッションを受けたあとに、

「また受けたいです」

と思う方もいると思います。

もちろん、リピートセッションそのものが禁止されているわけではありません。

ただ、私は「次は○か月後に受けましょう」と、あらかじめ次の予定を決める必要はないと思っています。


むしろ、その後の人生をそのまま生きてみる。


そして、もし時間が経って、

「今、もう一度受けたい」

と自然に感じる時が来たら、その時に考えてみればいい。

私自身の経験では、必要な時には、なぜか自然と流れができていきました。

ふと気になったり、

「今なら、何か聞いてみたい」

と思ったり。

そして実際にそのタイミングでQHHTを受けると、その時の自分に必要なものが出てくる。

振り返ってみると、

必要な時期そのものも、サブコンシャスがつくっている流れなのかもしれない。

私はそんなふうに感じています。


だから、セッションを受けたあとに「また受けたい」と思っても、急いで次の予約を取らなくて大丈夫です。

その気持ちを持ったまま、いったん日常に戻る。

そして、また自然に「今かもしれない」と思う時が来たら、その時に考えてみればいい。


4回受けて、私に何が起きたのか

では、4回もQHHTを受けて、私はどう変わったのか。

実は、

「受けるたびに、新しい自分になった」

という感じではありません。

むしろ、その逆でした。


何かを足していくというより、少しずつ余計なものが剥がれていった。

「こうあるべき」

「こうしたほうがいい」

「こう見られたい」

そんなものが、少しずつどうでもよくなっていきました。


無理をしなくてもいい。

背伸びをしなくてもいい。

自分ではないものを、頑張って身につけなくてもいい。

そうやって少しずつ余計なものがなくなっていくと、

「これが本来の自分だったんだな」

と思える感覚が強くなっていきました。


だから私にとってQHHTは、

「自分を変えるためのもの」

というより、

自分ではないものを少しずつ脱いで、本来の自分に戻っていくもの

だったのだと思います。


苦しみがなくなったわけではない

もちろん、QHHTを4回受けたからといって、人生から悩みや苦しみがなくなったわけではありません。

傷つくこともあります。

どうしようもなく苦しい時もあります。

でも、以前とは少し違う。

その痛みの真っただ中にいる自分を、少し離れたところから眺めているような感覚があるのです。

「ああ、今私は、こんなドラマをやってるんだな」

と。

そして、ときどき少し面白がっている自分もいる。

もし魂の自分から見たら、

「せっかくだから、この人生、もう少し楽しんでみようよ」

くらいなのかもしれません。

苦しみがなくなったわけではない。

ただ、苦しみとの距離が変わった。

それだけでも、人生はずいぶん生きやすくなるものだと思います。


QHHTは、何回受ければいいのか

結局のところ、

「何回受ければいい」

という答えはありません。

一度で十分なのかもしれない。

長い人生の中で、もう一度受けることになる人もいるかもしれない。

大切なのは、回数ではなく、その時の自分に何が必要なのか。

そして、それを自分自身が感じ取れることなのだと思います。


私自身、QHHTを4回受けてきました。

その4回があったからこそ、今の私があります。


でも、4回受けたから特別な人間になったわけではありません。

むしろ、剥がれていった先にいたのは、

思っていたよりずっと、普通の私でした。


4回のセッションは、何かを足していく旅ではなく、余計なものを剥がしていく旅だった。

そして、剥がれていった先にいたのは、

思っていたよりずっと、普通の私でした。

それで、よかったのだと思います。

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